「リストア・バランス(バランスを取り戻す)」
新しい環境は、情報へのアクセスの不平等や情緒不安定など、避けられないアンバランス感をしばしば伴います。こうした課題は多様で、一人ひとりに深く関わっています。私たちは、こうしたアンバランスに真正面から取り組み、共感的で実践的な解決策を提供することに尽力しています。私たちのサポートは、単に情報を提供するだけにとどまりません。一人ひとりの歩みのあらゆる段階で寄り添い、バランスが回復するまで、継続的なガイダンスと寄り添いを提供します。
現在の活動カテゴリー
- 母親のための「女性の健康とメンタルヘルス」講演
- ママのためのヨガ体験教室
人権:ロヒンギャとともに
2024年12月
人権デーに、私たちの代表カディザ・ベグムは、自由に誇りを持って自分のアイデンティティを表現する権利を主張します。
ロヒンギャとして、私たちはアイデンティティを否定される苦しみを知っていますが、同時に、立ち直る力も知っています。人権とは、ありのままの自分でいられる自由から始まります。

日本におけるイスラム少数民族女性のためのセミナー
2024年11月
小学生の子どもを支えるために 〜母親の視点から〜
ハーモニー・シスターズ・ネットワーク ワークショップ報告
ハーモニー・シスターズ・ネットワーク主催のワークショップでは、「母親として小学生の子どもをどう支えるか」をテーマに、参加者同士で意見を交わしました。多くの参加者が共有してくださった支援の方法には、以下のような実践がありました:
• 栄養バランスのとれた朝食の準備
• ハラール対応のお弁当の用意
• 宿題の手伝い
• 習い事や課外活動のサポート
• 生活のマナーや宗教的な教えの継続
一方で、支援のなかにはさまざまな課題もあります。親子間での言語レベルの差、文化的な価値観の違いなどが、日常の支援を難しくしているとの声もありました。特に、保護者自身が日本語を学び直す必要性、母語の継承を意識した育児、そして子どもが学校で求められる学習用日本語(アカデミック・ジャパニーズ)を習得できるよう支援する必要性が指摘されました。こうした複雑な課題に向き合うためには、一人で抱え込まず、互いに支え合いながら解決策を見出していくことが大切です。
次回のワークショップでは、「中学・高校・大学進学に向けた準備」をテーマに、さらに一歩踏み込んだ話し合いを予定しています。引き続き、ご参加をお待ちしております。

日本在住外国人向けセミナー
2024年11月
ロヒンギャ女性のための特別セミナーを開催しました
〜法的地位の理解と将来の選択肢を広げるために〜
このたび、ロヒンギャの女性たちが日本における自身の法的地位を理解し、より多くの人生の選択肢を持てるよう支援することを目的とした特別セミナーを開催いたしました。本セミナーでは、在留資格や帰化手続きなどの制度を深く理解できるように構成されました。
講師としてお迎えした青木先生からは、日本の法律や在留資格制度について、専門的な内容を分かりやすく丁寧にご説明いただきました。参加者の皆さんは、制度の基本的な仕組みから、必要な準備や手続きの具体的な流れに至るまで学び、それぞれの未来に向けて一歩を踏み出す手がかりを得ることができました。
今回のセミナーには、ロヒンギャコミュニティの方々だけでなく、多くの日本人の参加者にもお越しいただきました。さまざまな背景を持つ人々が共に学ぶことで、「多文化共生」の重要性について改めて考える機会にもなりました。私たちは、こうした学びと成長の機会を通じて、相互理解を深め、より豊かな社会をともに築いていきたいと願っています。

女性のためのヨガ :)
2024年9月
女性のためのセミナーとしてヨガセッションを開催しました

日本在住の外国人女性と子どものためのセミナー開催!
2024年9月
9月より、Harmony Sisters Network では、子どもたちの多言語教育と、女性の健康 ・身体づくりをテーマにしたセミナーを継続的に開催しています。各回とも、多くの方々にご参加いただき、実りある学びと交流の場となっています。
子どもたちの言語の可能性を広げる多言語教育のセッションや、心と体の健康を支えるヨガやレクチャーなど、参加者からは前向きな感想が多数寄せられています。これからも、地域の皆さまと共に学び、支え合いながら、より豊かなつながりを育んでいきたいと考えています。引き続きのご参加・ご協力を心よりお待ちしております。

アジア太平洋難民サミット(APSOR)東京ローカルハブのホスト
2024年5月
ハーモニー・シスターズ・ネットワークのロヒンギャ擁護者およびリーダーとして、アジア太平洋難民サミット(APSOR)の東京ローカルハブを主催。
